車いす座位で座クッションがある・ないの違いを知ろう!
車いすの座り心地は身体へ大きく影響します。
特に、体重が乗る座面がどのような状態であるかは重要です。
座面は座った際の安定感が大切ですが、折りたたみできる車いすは座面がスリング状になっており、不安定な状態と言えます。
座面が不安定だと、わずかな時間であっても臀部に痛みを感じます。
車いす座位で臀部に痛みがあれば、痛みを逃がす為に姿勢を変えるしかなく、同じ姿勢を保つことはできません。
自身で姿勢を調整できない場合は、車いすに座っていることが苦痛でリラックスできず、精神的にも落ち着かない状態となってしまいます。
仮に、車いす座位への負担を訴えないとしても、座面が不安定であれば、本人が気付かないうちに身体は緊張で硬くなり、脊柱の変形、褥瘡や拘縮などの原因となります。特に、臀部の痛みを感じにくい場合は、褥瘡のリスクはかなり高くなります。
アプローチの直後は、筋緊張の軽減、可動域の拡大が認められても、車いすに座るとアプローチ前の状態に戻ってしまうような場合は、車いす座位の姿勢が影響している可能性があります。

座クッションは種類によって性能は大きく異なりますが、共通して言えることは減圧効果です。
体重を分散し褥瘡のリスクを軽減することが期待できると共に、形状によっては骨盤と大腿の支持性を高め、座位の安定性を高めることができます。
減圧と安定性は、身体をリラックスさせると共に座位姿勢の持続性を高めることができます。

座クッションの種類は多様ですが、求める性能を予め明確にすることで、選択することができます。
車いすを使用の際には、座クッションもぜひ使用してください。
投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
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イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/


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