リハビリイラストで分かる股関節屈曲拘縮と恥骨筋
リハアートのイラストを担当しています、イラストスタジオ福之画代表・メディカルアナトミーイラストレーター福山です。
股関節の屈曲拘縮は、立位姿勢では骨盤前傾位として見られ、背臥位では腰椎の過度な前弯(骨盤前傾位)もしくは大腿遠位が浮く現象として見られます。

図:股関節屈曲拘縮と立位姿勢 ※無断転載不可
股関節屈曲拘縮の原因の1つとして、腸腰筋の柔軟性低下があります。
股関節屈曲拘縮と腸腰筋柔軟性の評価にThomasテスト(トーマステスト)があります。方法は背臥位となり、評価対象とは対側の股関節を屈曲させて骨盤を後傾位にします。その際、大腿が接地面から浮くようであれば、陽性となります。

図:Thomasテスト(トーマステスト)※無断転載不可
そして、股関節屈曲拘縮には、恥骨筋の柔軟性低下が原因となっていることもあります。
恥骨筋は股関節内転筋群の1つですが、起始・停止の位置関係から股関節屈曲作用を有しています。

図:恥骨筋の起始停止と作用 ※無断転載不可
よって、恥骨筋の柔軟性低下は、Thomasテストで陽性が見られること、加えて、股関節外転の可動域制限を招きます。姿勢・動作分析において、立位にて骨盤前傾位で股関節内転位での支持・動作となりやすい場合は、恥骨筋の柔軟性評価も行う方がよいでしょう。
今回使用したリハビリイラスト一覧
図1:立位姿勢
図2:Thomasテスト
図3:恥骨筋
投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
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イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/


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