リハビリイラストでわかる股関節内転筋群の屈伸作用

リハアートのイラストを担当しています、イラストスタジオ福之画代表・メディカルアナトミーイラストレーター福山です。

股関節の内転筋群は、起始停止が股関節の屈伸軸を前後で跨いでいることが多いことから、股関節の内転作用だけでなく屈曲・伸展の作用を有しています(図1)。

股関節内転筋群の屈伸作用

図1:股関節内転筋群の屈伸作用 ※無断転載不可

股関節の屈曲・伸展角度によって、股関節屈伸軸に対する股関節内転筋群の起始・停止の位置が変化することで、屈曲に作用する場合と、伸展に作用する場合があります。
長内転筋を例に見てみると、股関節伸展位では屈曲に作用します。また、屈曲約60°では起始停止が股関節屈伸軸に対して直線上に位置することから屈曲にも伸展にも作用しません。股関節屈曲60°以上となった場合は伸展に作用します(図2)。

長内転筋の屈伸作用

図2:長内転筋の屈伸作用 ※無断転載不可

このように股関節内転筋群は股関節屈伸軸との位置関係から屈曲・伸展に作用するため、股関節内転筋群の機能を評価する場合は、股関節角度に注意する必要があります。
立位・座位・臥位にて股関節内転筋群の評価やアプローチを行う際には注意してみましょう。

今回使用したリハビリイラスト一覧
図1:股関節内転筋群の起始停止
図2:長内転筋の屈伸作用

投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
オリジナルイラストをお求めの方はイラストスタジオ福之画へ問い合わせください
イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。