リハビリイラストで分かるかぶりシャツの更衣動作に必要な肩関節機能

更衣動作の円滑性を高め、介助量の軽減や自立を目指す上で、動作に求められる関節の可動域や機能を把握することは重要です。
かぶりシャツの更衣動作に求められる肩関節の可動域と機能について、イラストを基に確認していきます。

【①袖を通す】
かぶりシャツの更衣動作に必要な肩関節機能①①肩関節を屈曲し、袖を通します。肘関節は伸展位である方が袖は通しやすいです。
対側の上肢でシャツを操作する際、肩関節は屈曲・水平内転・内旋位となります。

【②③シャツに頭を通す】
かぶりシャツの更衣動作に必要な肩関節機能②③②肩関節は屈曲・水平内転として、シャツを頭部へと位置します。
③肩関節は外転位にて、水平外転・内外旋しながら頭部を通します。

【④⑤シャツをおろす】
かぶりシャツの更衣動作に必要な肩関節機能④⑤④肩関節外転位にて、シャツをおろすよう操作します。特に後側へ手を伸ばすよう伸展・内旋します。
⑤肩関節を内転させながらシャツをおろしつつ、しわを伸ばします。

 

【かぶりシャツの更衣動作のポイント】

かぶりシャツの更衣動作は、②頭部を通してから④シャツをおろすまで、肩関節外転位を保持することが基本となることが分かります。

加えて、シャツを操作しシワを伸ばすためには内外旋、特に後側の操作には伸展・内旋の角度が必要となります。

かぶりシャツの更衣動作の改善には、可動域の拡大だけでなく、外転位を保持しながら各方向へと運動できる機能が求められ点をおさえる必要があります。

 

今回使用したリハビリイラスト一覧
図1:生活動作②:更衣・洗体動作(5点セット)

投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
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イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/

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