学べる・伝わる車いすシーティング・イラストのポイント

リハアートのイラスト素材にある車いすシーティングについて、描く上で大切にしている点をご紹介します。

車いすシーティングを描く時に、まず大切にしているのが人物の描写。
資料が現実に近い頭身で描かれていれば、現実の車いす座位を見ても資料を想起しやすく、頭部・胸郭・骨盤・大腿・下腿・足部の位置関係を捉えやすくなります。

例として、シーティング④ティルト・リクライニング車いす角度調整機能等(5点セット)の1つ、ティルト・リクライニング車いす(角度調整機能)を使用します。

1.分かりやすいティルト・リクライニング車椅子のイラスト

ティルト・リクライニング車椅子で背もたれだけ倒すと、背部・前部に前方へのズレ力が生じるのですが、学ぶ時に文字を読むだけより、見て分かる図や挿絵があった方が分かりやすいです。
しかし、車いすシーティングの場合、写真では分かりにくいことが多いです。
理由は、身体と車いすが接している部分が見えない、そして、服のシワで体の位置が分かりにくい等。だから、人物はシルエットで描かれた方が分かりやすいです。

加えて大切なポイントは、イメージできることです。
知識では知っているけど目で見えないズレ力を、身体の位置からイメージできるように描いています。

2.イラストで分かりやすい車椅子のズレ力

車いすの構造も複雑なので、写真で車いす機能について学ぶ・伝えるとしたときに、何がどのように動いているのか分かりにくいことがあります。
学ぶ・伝える要点が絞られているのならば、要点だけが描かれた車いすのイラストが分かりやすいです。

ティルト・リクライニング車椅子のティルト・リクライニング機能を伝えたい場合は、該当するフットサポート・座面・バックサポートを明るい色で強調しています。
該当箇所だけだと車いすとイメージが一致しにくいので前輪・後輪も描きます。
ただ、話に触れる部分ではないので暗い色にするというように、色を分けることで見ただけで意図が汲み取りやすくなります。

3.イラストで分かりやすいティルト・リクライニング機能

リハアートの全てのイラスト素材は、こだわりをもって制作しています。
学ぶ・伝えるためにぜひご活用ください。

<今回使用したイラスト>
シーティング④ティルト・リクライニング車いす角度調整機能等(5点セット)

 

投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
オリジナルイラストをお求めの方はイラストスタジオ福之画へ問い合わせください
イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/

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