学べる・伝わるタンデム肢位・イラストのポイント
リハアートのイラスト素材にある矢状面から描いたタンデム肢位は、臨床の経験から姿勢制御の評価とトレーニングにおいて描写が3種類あった方が学んだり伝えたりするのに活用しやすいと考えご用意しました。
タンデム肢位・姿勢制御:(5点セット)からタンデム肢位をご紹介します。

タンデム肢位は転倒予防を目的としたバランス練習やバランスの評価指標項目の1つとして用いられます。
支持基底面が前後に広く側方は狭くなることから、側方へと動揺しやすくなります。
また股関節内転位の保持は股関節による姿勢制御が難しい肢位でもあり、足部による姿勢制御が特に求められます。
片脚立位は難しくてもタンデム肢位は保持できることがあるので、片脚立位の前段階のバランス練習として用いることもできます。

タンデム肢位の保持には、足部の特に側方の足圧中心のコントロールが重要であり、前に位置する足部は後足部、後ろに位置する足部は前足部が特に側方へのコントロールを求められます。
ただし、このようなコントロールが求められるのは身体重心の位置が前後足部の中間に位置している場合です。
つまり、身体重心の位置が前方の足部上にあるか、後方の足部上にあるのかで、それぞれ足部に求められるコントロールが変わります。
重心と一致する足部が姿勢制御の中心となり、一致しなかった足部は補助の役割となります。
タンデム肢位は、片側の足部による足圧中心のコントロールが難しくとも、対側の足部へ重心位置を一致させることで肢位を保持しやすくなります。
両足部による姿勢制御を評価・練習する目的でタンデム肢位を行うのであれば、身体重心が前後足部の中央に位置するように促す必要があります。

臨床にて、片側足部は足圧中心のコントロールが難しいことから代償的に対側足部へと体重を乗せることによってタンデム肢位を比較的に安定して保持できる様子を何度も見てきました。
評価の際には、タンデム肢位の可否だけで判断するのではなく、足部と頭部・胸郭の位置関係を確認する必要があります。
タンデム肢位を姿勢制御のトレーニングとして用いる場合は、目的に合わせて体重を乗せる位置を変更することで様々なトレーニングパターンが作れます。
リハアートの全てのイラスト素材は、こだわりをもって制作しています。
学ぶ・伝えるためにぜひご活用ください。
<今回使用したイラスト>
タンデム肢位・姿勢制御:(5点セット)
投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
オリジナルイラストをお求めの方はイラストスタジオ福之画へ問い合わせください
イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/


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