車いす座位で上肢の活動性を高める方法!
車いすに座っている方で、上肢が挙上できる肩関節の可動域があるにも関わらず、食事などの日常生活において、上肢の活動性が乏しいことがありませんか?
もしかしたら、車いすの座位姿勢に原因があるかもしれません。
そもそも上肢の挙上には体幹の支持性が必要です。
例えば、上肢挙上動作と同時に、体幹の位置を保持できず前傾するようであれば、日常生活において上肢の活動性は低くなります。
この様な場合、車いす座位における体幹の安定性は、上肢の支持によって成り立っていることになるので、支持としての上肢を失えば体幹は不安定となります。

車いす座位における上肢の活動性を高めるには、胸郭の位置を保持できる車いすシーティングが大切です。
胸郭を下から支えるイメージで、車いすのバックサポートそして座面角度を調整します。
この時、バックサポートだけを調整してしまうと、臀部が前方へと滑る力が強くなるため、必ず座面角度も調整します。
円背の方や端座位保持が難しい方の車いすシーティングには、胸郭の安定性は特に重要であり、背部の形状に合わせたバックサポートの背張り調整を行いましょう。

車いす座位の方で、上肢の活動性が乏しい方への評価やアプローチ、車いすシーティングへの参考になれば幸いです。
RehaArt(リハアート)のイラストは、車いす座位に関する評価やアプローチについての研修会・セミナー等への資料としてご活用いただけます。
投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
オリジナルイラストをお求めの方はイラストスタジオ福之画へ問い合わせください
イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/


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