外側広筋・内側広筋・中間広筋の起始停止と位置の特徴
大腿四頭筋は、膝関節の伸展作用に加え、立位姿勢の保持において前後の安定性を保つなどの作用があります。
大腿四頭筋の機能を高める為には、大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋それぞれの起始停止、走行がイメージできることが大切です。
<筋の作用>
・大腿直筋:股関節屈曲、膝関節伸展
・中間広筋:膝関節伸展
・外側広筋:膝関節伸展
・内側広筋:膝関節伸展
<起始・停止>
・大腿直筋 起始:下前腸骨棘、寛骨臼の上縁(腸骨部) 停止:膝蓋骨底
・中間広筋 起始:大腿骨体の前面 停止:膝蓋骨底
・外側広筋 起始:粗線外側唇 停止:膝蓋骨外側縁
・内側広筋 起始:粗線内側唇 停止:膝蓋骨内側縁
外側広筋の起始は大腿骨後面である粗線外側唇、同様に内側広筋の起始は粗線内側唇であることから、外側広筋と内側広筋の形状の特徴として、大腿骨を包み込むように、側方へと広く筋が位置しています。
中間広筋の起始は大腿骨の前面であり大腿直筋の深層とされていますが、中間広筋は外側広筋と内側広筋との境界は不明瞭で、浅層・深層の位置で区別されています。
そして、大腿遠位に位置するほど、外側広筋よりも後面(深層)に位置してくるという形状の特徴があります。

大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の起始・停止から筋の走行と位置をイメージすることができれば、姿勢保持や動作時で下肢の位置が変化したとしても、筋がどこに位置しているかすぐにイメージすることが出来ます。
今回使用したリハビリイラスト
膝関節⑭:大腿四頭筋・大腿二頭筋等(5点セット)
投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
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イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/


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