足関節戦略が姿勢制御として機能する為に必要な条件

足関節戦略とは、足関節を中心として姿勢を制御する機能のことです。

前方へ動揺があった場合、腓腹筋とヒラメ筋が働き足関節底屈によって、身体を後方へと戻します。
後方へ動揺があった場合、前脛骨筋が働き足関節背屈によって、身体を前方へと戻します(図1)。

立位における底屈・背屈の動きとは、足部が固定された状態であることから、足部に対して下腿の位置が変化することを意味します。

つまり、足関節戦略とは下腿をコントロールすることで姿勢を保ちます。

足関節戦略:前後の姿勢制御で機能する筋

図1

 

下腿をコントロールすることによって姿勢制御が成り立つには、下腿と共に大腿・体幹・頭部が一つのまとまりとなって位置関係が保たれている必要があります。

足関節の背屈・底屈運動と共に、大きく膝・股関節が屈曲する場合は、足関節戦略による姿勢制御とは言い難いことになります。

よって、足関節戦略が機能するには、他の関節の維持機能が伴って必要となります(図2)。

足関節戦略:姿勢制御として機能するには

図2

また、姿勢制御に必要なコントロールは前後だけに留まりません。
足関節戦略による姿勢制御は、足部の回内・回外による足圧中心位置のコントロールです。

コントロールとは、足底の内外・前後を移動する足圧中心を移動先で支持する、もしくは、戻すことを意味します(図3)。

足関節戦略が機能するには足圧中心のコントロール

足関節戦略による姿勢制御を高める為には、前後だけでなく左右等も含めた複合的な運動方向に対応できることを目指していきます。
例として、タンデム立位による練習方法があります(図4)。

タンデム立位:足関節戦略の練習

図3

今回使用したリハビリイラスト一覧
図1・2・4:姿勢1:足関節戦略・股関節戦略等:(5点セット)
図3:足部④:姿勢制御(5点セット)

投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
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イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/

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