リハビリイラストでわかる:腰方形筋の作用と評価のポイント

腰方形筋は、胸郭の引き下げと同側の体幹側屈に作用します。
そして、骨盤の挙上に作用し、同側の収縮により体幹を伸展させます。
腰方形筋は、腰椎の安定化に作用するので、疼痛の訴えにあがりやすい部位でもあります。

そもそもなぜ痛みが出るのか、その原因を解決することはセラピストとして重要ですが、
残存する疼痛を軽減には起始停止の位置をイメージした上でアプローチできると良いです。

イラストは作用の方向を示しています。

腰方形筋の起始停止と作用

腰方形筋の起始停止と作用 ※無断転載不可

 

腰方形筋に筋緊張亢進・短縮が生じた場合、起始・停止の位置関係と体幹伸展作用があることから、
腰椎前弯を増強させ骨盤を前傾させます。
筋緊張亢進と短縮に左右差がある場合は、体幹側屈位となって現れます。

よって、姿勢アライメント評価にて、腰椎前弯増強・骨盤前傾・体幹側屈位が確認された場合
腰方形筋の筋緊張亢進や短縮の評価が必要となります。

腰方形筋と姿勢

腰方形筋と姿勢 ※無断転載不可

 

腰方形筋に着目したアプローチは、骨盤の後傾に加えて、体幹側屈方向への運動療法やストレッチングがあります。
前後や側方の一方向ではなく、両方向への運動性が重要となるので、動作の中で活かせるよう考慮していきましょう。

今回使用したリハビリイラスト一覧
図1:腰方形筋
図2:腰方形筋・立位姿勢

投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
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イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/

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