利用者・家族に疾患・症状を正しく理解してもらう方法
リハアートのイラストを担当しています、イラストスタジオ福之画代表・メディカルアナトミーイラストレーター福山です。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は対象者である利用者の課題解決へ介入するにあたって、利用者本人・家族へ疾患・症状・リハビリテーションの目標・プログラム内容を説明して同意を得ます。
利用者・家族が疾患・症状についての理解がある程、明確な目標設定やプログラムの円滑な進行、そして、再発予防等も含めた自発的な健康管理が期待できます。
しかし、疾患・症状を説明するにあたって、利用者・家族へ正しく理解していただくには工夫が必要です。
身体の中で起きている現象を直接見ることはできないので、対象となる部位や症状が想像できるように伝えなければいけませんが、分かりやすく伝えるために出来るだけ医療用語・専門用語を使用しない表現に言い換えることは多いと思います。
一般的に聞き慣れた言葉による説明は受け入れやすいですが、抽象的な表現になりやすいために、詳細を伝えることが難しい場合があります。
補うようにして、検査結果・模型・ジェスチャー等を用いても、結局のところ、説明内容をどの程度理解できるかは、スタッフのコミュニケーション能力・対象者の想像力・理解力に依存します。
見えない疾患・症状を説明することへ、詳しく説明しようとすればするほど、多大な労力がかかっているのが臨床では多く見受けられます。

逆に言えば、疾患・症状を見ることができれば、多くの課題が解決します。
1:疾患・症状を視覚化したイラスト等がある
2:身体の基本的な構造から障害部位と症状の理由を視覚的に状況が理解できる
3:説明者と対象者が同じ資料を見ることで共通した認識を持つことができる
4:説明者は資料を基にして具体的な解説・説明ができる
5:利用者・家族が具体的に理解しやすく、質問も容易になる

また、よくある疾患・症状は予め説明用に資料を用意することで、スタッフごとのコミュニケーション能力差を埋め、説明に要する時間を短縮することにも繋がります。
さらに、資料は形として残るので、利用者・家族へ配布・繰り返し使用・ジャンルごとにまとめることで冊子としての活用ができるなど、手段・用途の幅を広げることもできます。
リハアートでは、基本的な解剖学・運動学のイラストだけでなく、疾患・症状についてのイラストも揃えています。利用者・家族へ疾患・症状について説明する際には、ざひご活用ください。
投稿者
福山真樹
イラストスタジオ福之画代表
理学療法士
メディカルアナトミーイラストレーター
オリジナルイラストをお求めの方はイラストスタジオ福之画へ問い合わせください
イラストスタジオ福之画HP: https://fukunoe.com/


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